Sierra Boggess singing Falling in Love with Loveの追記

僕のこのブログには何故か投稿できないと言う指摘があり、我が映画の師 loydさんから次のようにメールを頂きましたので追記します(原文のまま)。

 

 

"Falling in Love with Love"(恋いに恋いして)は、テンポの速いワルツ風の旋律がとても美しい曲ですね。よくぞアップされました。

この曲は、リチャード・ロジャース&ロレンツ・ハートが、シェイクスピアを原作としたブロードウェイ・ミュージカルを未だ誰も書いてないといって、作られた『シラキューズから来た男』(The Boys from Syracuse )(1938)に挿入された曲です。ストーリーは、古代小アジアの都市エフィサスを舞台に展開される自由奔放な物語で、1938年にニューヨークのアルヴィン劇場で上演され、1963年にはオフ・ブロードウェイで上演されています。1940年にはユーバーサルで映画化され、アラン・ジョンズ、マーサ・レイが出演していますが、残念ながら日本未公開作品です。

 

尚、シェイクスピアの作品を原作としたミュージカルには、「真夏の夜の夢」による『スウング・ザ・ドリーム』(1939)、「じゃじゃ馬ならし」による『キス・ミー、ケイト』(1948)、「ロメオとジュリエット」による『ウエストサイド物語』(1957)などがありますが、この他にあまりなじみがありませんが、『君の大切なもの』(You Own Things)(1968)、『センセーションズ』(Sensations)(1970)、ヴェローナの二紳士』(Two Gentleman of Verona)(1971)、「十二夜」(Twelfth Night)による『愛し愛され』(Love and Let Love)(1976)、『ミュージック・イズ』(Music Is)(1976)、『ロッカバイ・ハムレット』(Rokabye Hamlet)(1976)などがあります。