ピーコック革命とかトニー・ザイラーの雑多な話を

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半世紀以上も前、「ピーコック革命」なんてのがあった。

孔雀のオスが羽根を広げるとメスよりカラフルで綺麗になるのをたとえ

それまでが「ドブネズミ」のようにグレーなどの暗い装飾の男性よ、もっとカラフルにそしてオシャレしようよ、とでも言うかの時代の流れだった。

アパレルだとVAN(倒産したから今はない。当時の東京・青山通りはVAN通り?)

やJUNの出現、

デパートでは西武百貨店のテッド・ラピドス、高島屋だとピエール・カルダン

って具合に横文字オンパレード。

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そんな高島屋トヨタも)のマーケティングに関心大だったので就活で受けたが

おバカだったので落ちてしまった。

今も覚えているのが入社して最初は店内で接客があるのか

「このコートは裏返しても着る事が出来るのですよ」を「reversible」と言えば

よいものを「convertible」と言ってしまった、、、。

と、かなり遠回りの脱線話をしてしまい恐縮だけど、昨日久々に新宿伊勢丹

メンズ館に行った。

いやはやビックリしたのは、ユニクロみたいに「天井まで同じ商品を積み重ねる」

不特定多数のユーザー向けであるはずがなく、かなり特化した、いうなればマニアックな商品揃えに浦島太郎の僕は驚愕した。

フロアによっては客層がかなりセレブだったり、はたまた違う階によってはとてもcreativeで見ていて飽きないのであります。

 

昔、営業のリーダーの比較的高いポジションについた時に「待ち合わせをして、相手が遅れて来るようならパチンコなんかで時間を潰すのではなく高島屋伊勢丹を見て回れ」と指示した事があった。

今、何が流行ってて、これからは何が流行るのかを知るには

「ただで入れる博物館だ」と口を酸っぱくして言った。

日々の日常の中からでも「creativeな芽生え」を気付く事が出来る筈だから。

 

そんなこんなで伊勢丹で思い出すのはアルペン三冠のトニー・ザイラー(1935~2009)。もう、6年経つのか、ザイラーの訃報を聞いた時はとてつもなく悲しかった。

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今で言うイケメンどころか、ハンサムで気品がある。

スキー場で一度くらいお聴きになってるはず。

 

「黒い稲妻」は

だったか初来日?し、伊勢丹レナウンが「ザイラー・ルック」なるシリーズを発売。

参考:レナウン

当然、Made in Japanだからモノはいいー!。

もはやメタボで着ることは出来ないがザックリした厚手のセーターは今でも

クローゼットにあるはず、勿論、色は黒。

 

そうそう日本でのお相手は「ノンちゃん、雲に乗る」の名子役、鰐淵晴子だった

のは

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長話になりました。申し訳ないです。ありがとうございます。