小学校高学年の時以来、半世紀以上ぶりに観賞。
93分、白黒
賞金稼ぎ(元保安官)のH・フォンダ(1905~1982)が
新米保安官(A・パーキンス 1932~1992)を指導・教育して行く過程
が素直に描かれ、高評価したい西部劇。
フォンダと母子家庭の母・息子との関係も、アット・ホームでgood。
よろめき西部劇「シェーン」(1953)なんかより遥かにお気に入り西部劇
です。
意外な事に、E・バーンスタインと思えない控えめな音楽がむしろ映像主体
でとても良いですな。
TV版「胸に輝く銀の星」はフォンダ主演と思われがちだが、おしまいに
チョコッとゲスト・スター扱いだった記憶。
「サイコ」(1960)以降は「異常性」が売りだったパーキンスは
「緑の館」(1959)同様にこの「胸に輝く星」でもまるで「借りて来た
コリー犬」みたいに優等生だ。
参考:
緑の館(下のYouTubeの音楽は、映画と関係ありません、念の為)