何年か前に墓は買うべきか、と思い見学に行った。
案内してくれた営業さんは「あれが東芝の元社長の墓です」と
誇らしげに語った。生きているのに立派な墓だと感心した。
おおげさに言うと「ねぶた祭り」の屋台みたい(笑)。
ただ、引退しているとは言え「東芝を悪くした戦犯の一人」だ。
が、あえて黙っていた。
今では「セールス・トーク」で使ってないかな、彼。
ぼせき?、はかいし?、なら
いつもの飄々さをなくしたJ・ガーナーが素晴らしい、そしてルシアン・バラードの
カメラが冴える「墓石と決闘」[Hour of the Gun] (1967)。