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らせん階段(1945)

 

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 ドロシー・マクガイア(1916–2001)

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耳は聞こえるが口がきけない。劇場内観客の中にいます。


allcinemaより

ドイツ、ウーファ映画で活躍し、40年以降はナチを逃れアメリカに渡り、同じ様な立場のF・ラングや、またヒッチコックとも毛色の違うサスペンス映画を撮り続け、彼らと人気を三分したシオドマク。この作品は、ヒッチの華麗なる技巧とは無縁で、ラングの明晰さともまた異なった直截さで、グルーミーな雰囲気醸成に秀でたニューロティック・スリラーを連発した彼の代表的傑作である。今世紀初頭、ニューイングランドのとある郊外の古い屋敷に住む病床の老婦人(バリモア)の世話を焼くため雇われた娘ヘレンは、子供時分に遭った火事で両親が焼死したショックから、耳は聞こえるが口がきけなかった。屋敷は夫人の他、継子のウォーレン教授(ブレント)と、その女秘書ブランシュ(フレミング)やアル中の家政婦(ランチェスター)がおり、そこへヨーロッパから実子スティーブ(オリヴァ)が帰ってくる。おりしも、町では不具の娘を狙った連続殺人が起きており、夫人はヘレンに土地を去るよう勧める。そこへブランシュが殺されるという事件が起こり、スティーブを疑ったヘレンは彼を部屋に閉じ込めるが……。本作で大いに売り出した主演のマクガイアの美しさ、名優バリモアの風格ある演技も印象深いが、何より、題名にある階段を使ってのラスト・シークェンスの恐怖演出が迫力充分だった。なお、75年にイギリスでジャクリーン・ビセット主演(監督ピーター・コリンソン)でリメイクされている。

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14年後の1959年にはお母さん役