蜜の味 by ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラスーーーーそしてポルシェ


 その昔、ポルシェのマニュアルはシンクロの効き方が最初は緩やかで途中からは一気に効き方が強くなることからポルシェ内製ミッションを「蜂蜜を棒で掻き回すようなシフトフィール」(a taste of honey)と形容された。

国産車でポルシェシンクロを初めて採用したのはダットサン・ブルーバード。

当時は日産ブルーバードとは言わなかった。

1965年5月-----「1600SSS」新発売。SUツインキャブ付き1600ccR型90馬力のエンジン、ポルシェシンクロの4段ミッションを装備。(それでいて、ブレーキはドラム!)
カタログには賛美するコピーで飾られたが、実車が宣伝するほどではなかったのは日産がポルシェテクノロジーを活かせず未熟だったからと思う。

 

参考:

SSS(スリーエス)とは、Super Sports Sedan。

初代は無論シートベルトなし、ヘッドレストなし、タイヤはバイアスタイヤ。

https://www.youtube.com/watch?v=p0rHyd7AwH4