邦画1の一級品のサスペンス-----黒沢・三船・仲代の「天国と地獄」(1963)

↓予告編


①↓酒匂川に犯人と誘拐された子供が立っているはずだから二人の刑事に

「8ミリフィルム」を撮るように指示する仲代警部。

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② ↓先頭車両から外を写す。

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③ ↓あっほんとだ、いた!。

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④ ↓子供は無事に返された。しかし身代金3,000万円を戻らない。

(僕がこの作品を観たのが高2。6年後に社会人になったが当時の

初任給が31,800円。計算が面倒だから初任給を3万として1000倍が

身代金。現在に換算して下さい)

 

被害者家族と警察は現像された「8ミリ」を見る。

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 ↑実に惜しい。

8ミリの撮影速度は1秒間に16コマ。時間は3分少々しか撮れない。

しかし、当時でも家庭用8ミリカメラはスローモーション(高速度撮影)が撮れた

から48コマで撮ればもっと鮮明でシャープな映像が撮れたはず。

(因みに僕の愛機は最大64コマで撮れた)

 

参考:劇場用映画は24コマです。

 

 

 ↓以下、余談

なんと「神 そ 3059」。

横浜、川崎、相模などではない!。 

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 ↓当時の白バイ。

車は「トヨペット クラウン」

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 ↓懐かしいユニフォーム

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 ↓身代金を入れたカバンは燃やすと色のついた煙がたつ。

犯人の居場所が判明するのに役立つ。

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 ↓映画自体は白黒。ここだけ色がつく

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人工的に一部分に色が着く時代劇は

 

参考:「トヨペット クラウン」のドアは観音開き

トヨタ クラウンではない。

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欲望と麻薬渦巻く?横浜が舞台で興味深く再見した。

腰越、茅ヶ崎などの湘南が出て来るから幼少の頃に

住まわれた読者のMさんに特にお薦めしたい。